ミネラルについて

筆者:古川 寛

弊社が特にこだわっているのは、ミネラルを使用して農作物を育てるということです。

植物は生長する際に、土中にある栄養素、および空気中の成分を利用します。空気中にあるものの量は変化しませんが、土中にあるものの量は、その場所の土の状態によって大きく変化します。人間の体もそうですが、ミネラルは体を作っていく上でとても重要なもので、植物にとっても生長するためにとても重要なものです。
現在の一般的な農法では、肥料については、よく研究されておりますが、ミネラルについてはまだまだ研究が行き届いておりません。そういった背景もあり、現在は土中に自然に存在するミネラルを、植物が使用して生長している状態です。
農作物は、実や葉といった植物の生長の成果物を収穫していくので、ミネラルはどんどん減っていくことになります。ミネラルが減ってしまった土地では、植物を元気に育てることができないので、一定期間、その土地を休ませるなどの対策が必要となっています。

ミネラルは、鉱物性の微量要素なので、山からの水や地下の湧水によって運ばれてきますが、その流れはとても緩やかなものです。ですので、少し休ませた程度では、十分な量が補われることはなく、その結果、肥料で無理に生長させて、というやり方になってしまいます。

そこで、弊社の生産を担当している上田さんは、ミネラルを補う農法に着目しました。特許出願中の土壌改良剤はそのために開発されたものでもあります。
ミネラルを意図的に足すことで、植物のミネラル不足が解消され、生き物本来の抵抗力のある強い植物になっていきます。そして、その力が集約されたものとして実や葉という成果物が生まれるので、その植物の特徴がしっかりとした味わいの深いものになります。

それは味だけでなく、見た目や香りにも影響し、さらに、成果物の量という面でも大きな差を生みだします。上田さんが作るものは、色もよく、味もよく、サイズも大きく、量も多いというのが特徴です。
ですが、微量要素という言葉の通り、大量にあってよいものではないので、量加減が特に重要となります。そこが、上田さんの編み出した超ミネラル農法の真髄であり、弊社として大切にしていきたい農業技術でもあります。